「AZ不動産 評判」「株式会社AZ 評判」
検索エンジンで企業名を入力すると、このようなキーワードが表示されます。株式会社AZ不動産(AZグループ)は、名古屋・東海エリアを中心に、狭小地での新築デザイナーズアパート・マンションの企画から賃貸管理までをワンストップで提供する不動産会社です。
不動産投資において、一棟アパートメーカーを利用する際は「有資格者による手厚いサポート」や「ワンストップの手軽さ」に目を奪われるのではなく、「デザイナーズ新築による初期コストの高さ」と「サブリース等による管理のリスク」をシビアに検証する必要があります。
本記事では、同社の事業内容と独自のビジネスモデルを整理しつつ、インターネット上の口コミや評判の傾向から、投資家として知っておくべきリスクと、これからの物件選びの基準をプロ目線でフラットに解説します。
AZ不動産の口コミ・評判から見える実態
ネット上の口コミや評判は、その会社が「どのような営業スタンスで、どのようなサポートをしているか」を予見する指標となります。実態を分析します。
🟢 肯定的な評価(メリットと安心感)
- 親身なヒアリングと対応力
「無理に売却や購入を進められることがなく、こちらの事情に寄り添ってくれた」
「対応がスピーディーで、初心者にも丁寧に段取りを説明してくれた」
といった、営業担当者の寄り添いの姿勢を評価する声が多く見られます。名古屋エリアに根ざした地域密着型の強みが表れています。
🔴 気になる評価・注意点(デメリット)
同社に対して極端な悪評は目立ちませんが、購入後の「管理」の側面や、不動産業界特有の営業リスクに関して注意すべき口コミの傾向が存在します。
- 管理部門の対応遅れとコミュニケーション不足
入居者や一部のオーナーからの声として「トラブル時の対応に時間がかかる」「連絡が取りづらい」といった、管理部門のレスポンスに対する指摘が散見されます。 - 営業社員のノルマと提案の偏り
これは同社に限らず不動産業界全般に言えることですが、「営業マンには厳しいノルマがあり、売ることだけに熱心になるリスクがある」という懸念です。
おおやの視点
AZ不動産は、CPM®(米国不動産経営管理士)などの有資格者が在籍し、親身な対応ができる優良な不動産会社という印象を受けます。
しかし、投資家として忘れてはいけないのは「不動産会社と投資家は、根本的に利益相反の関係にある」という事実です。どれだけ担当者が親身で資格を持っていたとしても、彼らが提案する「自社の新築物件」や「自社のサブリース契約」が、あなたの投資目的において本当に最適な解であるかは別問題です。業者の提案を鵜呑みにせず、第三者の視点でシビアに数字(利回りとリスク)を精査する姿勢が必須です。
株式会社AZ不動産の特徴と会社概要
同社の事業には、主に以下の特徴があります。
- 名古屋・東海エリアに特化した収益不動産事業
名古屋市を中心に、一棟アパートや区分マンション、土地などの幅広い収益不動産を取り扱っています。 - 狭小地での「新築デザイナーズマンション」の提案
15坪以上の狭小地であっても、デザイン性の高い新築物件を企画・建築するノウハウを持っています。これにより入居率を高め、長期的な収益を目指す土地活用を提案しています。 - 賃貸管理・サブリースから出口戦略までのワンストップ体制
入居者募集から家賃回収、クレーム対応などの賃貸管理業務を自社で行い、投資家が手間をかけずに運用できる体制を構築しています。
株式会社AZ不動産 会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社AZ不動産(AZグループ) |
| 設立 | 2013年3月 |
| 代表者 | 代表取締役 荒川 浩平 |
| 本社所在地 | 〒456-0002 愛知県名古屋市熱田区金山町2丁目1番1号 SOLUX金山8F |
AZ不動産の新築一棟投資におけるリスク算定
同社の「新築デザイナーズマンション投資」を検討するにあたり、投資家が算定すべき構造的なリスクを整理します。
1. 狭小地・デザイナーズによる「建築コストの高止まり」と「低利回り」
見栄えの良いデザイナーズ物件は入居者からの人気が出やすい反面、特殊な部材や設計を用いるため「建築コスト」が一般的なアパートよりも高額になるケースも往々にしてあります。特に狭小地の場合、重機の搬入や工事の手間がかかるため割高になりがちです。
物件価格が高額になれば、初期の表面利回りは当然低くなります。数年後に「新築プレミアム」の家賃が周辺相場まで下落した際、キャッシュフローが圧迫されます。稼働割合によっては持ち出しが出る可能性も否定できません。
2. 「ワンストップ管理」と「サブリース」の罠
同社は賃貸管理も一貫して行っていますが、口コミにあるように「連絡が遅い」という事態が発生した場合は管理切り替えもしやに入れて良いでしょう。
一方、「空室になっても安心」という理由でサブリース(家賃保証)契約を結んだ場合、管理の切り替えはほぼ不可能になってしまいます。一度サブリース契約を行うと解約は非常に困難となる上、保証家賃が減額されるリスクもあるため、長期的に見てデメリットがメリットを上回ります。
サブリース契約がついていれば買い手もつきにくいため、売却時にも悩みの種となるでしょう。個人的にはサブリース契約はおすすめしません。
不動産投資は「目的」に合わせて物件種別を選ぶ
これから不動産投資を始める方にとって、AZ不動産が提供するような「地方大都市の新築一棟アパート・マンション」にいきなり手を出すべきか、あるいは「中古一棟」「都心の区分マンション」を検討すべきかは、投資目的と財務状況によって明確に分かれます。
1. 新築の一棟アパート(目的:長期融資と初期稼働の安定)
AZ不動産が提供するようなモデルです。金融機関から30年以上の長期融資を引き出しやすく、設備の真新しさとデザイン性によって初期の客付け(入居稼働)が容易です。しかし、購入価格にはデベロッパーの利益(プレミアム)と高い建築費が乗っているため、利回りは低くなる傾向があります。「新築プレミアムの剥落」や「狭小地ゆえの売却の難しさ」による収支のブレ(ボラティリティ)が大きいハイリスク・ハイリターンな投資であり、潤沢な自己資金(キャッシュ)の投入が必須となります。
一定程度の頭金か、潤沢な自己資金がないと万が一の空室や家賃下落の際に身動きが取れなくなるリスクがあります。
2. 中古の一棟アパート(目的:節税と短期のキャッシュフロー)
築古の木造アパートは、法定耐用年数が切れているため短期間で大きな減価償却費を計上でき、給与収入が高い層にとっては強力な節税(現金創出)ツールになります。しかし、突発的な修繕コストや空室リスクが極めて高く、減価償却終了後には税負担で手元の現金が枯渇する「デッドクロス」が待っているため、完全な上級者向けの投資です。
節税により生まれた現金を繰上げ返済に充てるなど、アパート経営を長期的に安定させる戦略が非常に重要です。上手くいけば短期間で大きなキャッシュエンジンを作れますが、破綻のリスクとも隣り合わせです。
3. 都心の区分マンション(目的:手間の排除と堅実な資産形成)
RC造のマンションを一部屋単位で所有します。毎月のキャッシュフローは出にくいですが、東京など都心好立地であれば圧倒的な賃貸需要により空室リスクが極めて低くなります。建物の修繕は管理組合が主導するため、一棟アパートのように個人で過大な修繕リスクを背負う必要がありません。時間をかけて残債を減らし、純資産を拡大していくローリスク・ミドルリターンな投資であり、金融機関からの担保評価が高く市場での流動性(売りやすさ)にも優れています。
一棟アパートのようにインカムゲインの期待値は大きくありませんが、資産形成段階の方には堅実に資産を積み上げられる投資です。
おおやの視点
私自身、一棟投資、区分投資の両方を経験してきました。両方にメリット・デメリットがあり、向き・不向きがあります。不動産投資に興味があるなら、まずは今の自分にとってどの選択肢が現実的かを考えてみることをお勧めします。
もし迷ったりわからないことがあれば、LINEで相談に乗ってますよ。
AZ不動産での投資に向いている人・向いていない人
事業構造と実態を踏まえ、同社の物件に対する適性を分類します。
向いている人の条件
- 数千万円の自己資金(キャッシュ)を投入して借入比率を下げ、数年後の家賃下落が発生しても事業が回る財務状況の富裕層
- 名古屋・東海エリアの土地勘や今後の賃貸需要に明るく、親身な担当者と長期的な関係を築きたい人
- 提案された事業計画を鵜呑みにせず、将来の売却価格(出口)やサブリースのリスクを自分でストレス計算できる能動的な投資家
向いていない人の条件
- 不動産投資の初心者であり、業者からの「デザインが良いから満室になる」「ワンストップだから安心」という言葉だけで数億円の決断をしてしまう人
- 自己資金が少なく、フルローンでの購入を前提としている人
- 特殊なデザインのトレンド変化や、将来的な売却(出口)の難しさを許容できない人
まとめ
株式会社AZ不動産は、名古屋エリアを中心に、親身な対応と有資格者によるサポート体制を活かし、狭小地でのデザイン性の高い新築一棟物件を提供する地域密着型の企業です。
しかし、「デザイン性の高い新築アパート」というビジネスモデル自体が、高い建築費による利回りの低さや、将来の家賃下落、サブリース解除の難しさというシビアな事業リスクを内包していることは絶対に忘れてはいけません。
すでに一定程度の資産を構築しており、その資産を活かすという意味では一棟アパートは強力な武器になります。一方で、フルローンでまとまったキャッシュがない状態での一棟アパート投資はハイリスクな投資になります。
今のあなたにとってどの不動産投資が良いか、俯瞰しながら投資戦略を組み立ててくださいね。もしわからないことがあれば相談に乗っています。
おおやの視点
一棟アパート投資の審査は、物件というよりも投資家の属性を見ています。つまり「融資が通る=物件が良い」とは限らないのです。もし、将来的な家賃下落やサブリースの閉塞リスクを懸念し、より安全で手間のかからない賃貸経営を求めるのであれば、いきなりボラティリティの大きい一棟物件に挑むのではなく、圧倒的な賃貸需要で長期的な資産価値が保たれる「都心の区分マンション」もフラットに比較検討の土俵に乗せてください。ご自身の財務状況とリスク許容度に最も合致した物件種別を選択することが、不動産投資で失敗しないための鉄則です。



一棟アパートやRCマンションをメインに投資。
サラリーマン時代に不動産投資を開始し、家賃収入50万円/月を達成し独立。
独立後、不労収入を増やすべく不動産会社や金融機関を開拓し、不動産投資の拡大に成功。
一棟アパートやRCマンションをメインにしていますが、メリットあれば区分、別荘やタワマンも所有しています。
一棟アパートから始めるべきか、区分マンションか始めるべきか、不動産投資に興味がある方はどちらの相談にも乗れると思います。相談したい方はLINEで連絡くださいね。
不動産投資に大切なことは勉強ではなく、「順番と速度」です。
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