「株式会社TonTon 評判」「TonTon 不動産投資」
検索エンジンで企業名を入力すると、このようなキーワードが表示されます。株式会社TonTon(トントン)は、東京・目黒に本社を置き、関東エリアを中心に中古不動産の仕入れ、リノベーション、売買仲介、そして賃貸管理までをワンストップで提供する総合不動産企業です。
不動産投資において、同社のようなワンストップ企業を利用する際は「担当者の熱意」や「リノベーションの見栄え」だけで判断するのではなく、「売主物件の価格構造の理解」と「管理の質(サブリース等)」をシビアに検証する必要があります。
本記事では、年間家賃収入2000万円(手取り)を運用する実務家(おおや)の視点から、同社のビジネスモデルを解剖し、一般の投資家が知っておくべきシビアな現実を論理的に解説します。
TonTonの口コミ・評判から見える実態
ネット上の口コミや評判は、その会社が「どのような営業スタンスで、どのようなサポートをしているか」を予見する指標となります。実態を分析します。
🟢 肯定的な評価(メリットと安心感)
- 営業担当者の熱意と誠実さ
「物件の長所だけでなく、短所も含めて案内してくれた」「対応がスピーディーで、骨惜しみせずに動いてくれた」といった、一対一のエージェント制度による親身な営業姿勢が高く評価されています。 - 賃貸管理(客付け)の強さ
「空きが出ればすぐに埋めてくれる」といった、高い入居率(98.5%以上を自称)を裏付けるような好意的な声が存在します。
🔴 気になる評価・注意点(デメリット)
一方で、不動産業界特有の「管理トラブル」や「営業マンの熱意の裏側」に関する警戒すべき声もいくつか挙がっています。
- 管理体制・報告の不備に関する懸念
「漏水していたのに報告されなかった」といった口コミや、その他、管理に関する星1評価が多く投稿されています。
口コミ内容が事実かどうかは確認が取れませんが、管理に関しては契約前に口コミ内容をしっかりと読み込む必要がありそうですね。
おおやの視点
TonTonは「エージェント制度」を導入しており、熱意ある優秀な営業マンが親身に対応してくれる点は大きな強みです。
しかし、投資家として忘れてはいけないのは「担当者が誠実であること=紹介される物件が必ずしも自身の投資目的に合致するとは限らない」という現実です。親身な担当者から「リノベーション済みの綺麗な一棟物件」を勧められれば、つい信頼して買ってしまいたくなります。しかし、見栄えの良い物件であっても「漏水などの見えない修繕リスク」が潜んでいないか、提示された価格で適正な利回りが確保できるかを、客観的な数字ベースで疑ってかかる(目利きする)姿勢が必須です。
株式会社TonTonの特徴と、ビジネスモデルの構造
同社の事業には、主に以下の特徴があります。
- 中古不動産の買取再販とリノベーション
自社で中古の一棟マンションや区分マンションを仕入れ、リノベーション(付加価値の向上)を施した上で投資家に販売しています。 - 専任担当者による「エージェント不動産型システム」
複数の担当者が入れ替わるのではなく、一人の専任エージェントが顧客のライフプランに寄り添い、仕入れから売却までを一貫してサポートします。 - 多彩な管理プランとワンストップ体制
「空室80%未満で管理費0円」といった独自プランや、シニア・外国人向けの賃貸サポートなど、豊富な管理メニューを用意しています。
株式会社TonTon 会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社TonTon(TonTon inc.) |
| 設立 | 2013年8月9日 |
| 代表者 | 代表取締役 今川 博貴 |
| 本社所在地 | 〒153-0043 東京都目黒区東山1-5-4 KDX中目黒ビル3階 |
TonTonの中古リノベ投資におけるリスク算定
同社の主力である「中古リノベ物件」や「ワンストップ管理」を検討するにあたり、投資家が算定すべき構造的なリスクを整理します。
1. 売主物件(リノベ済み)の価格構造と利回りの見極め
同社が自ら仕入れてリノベーションした物件(売主物件)を購入する場合、仲介手数料がかからないというメリットがあります。また、購入後に自らリフォーム業者を手配する手間が省け、すぐに客付けができる点も魅力です。
一方で、販売価格の中には「同社の仕入れ値+リフォーム費用+企業の事業利益(リスク負担分)」が含まれています。これはビジネスの構造上当然のことですが、投資家目線で注意すべきは「付加価値が含まれた後の最終的な価格で、投資として適正な利回りが回るか」という点です。見栄えの良さだけで過剰なフルローンを組むと、将来売却しようとした際に実勢価格との差から「残債割れ(オーバーローン)」を引き起こす可能性に留意が必要です。
2. リノベーションで隠れた「躯体と配管の老朽化リスク」
リノベーションによって表面上の壁紙や水回りは綺麗になり、一時的な客付けには非常に有利になります。しかし、建物の基本構造(躯体、壁内部の配管、屋根の防水等)の老朽化が新築状態にリセットされるわけではありません。
口コミにあった「漏水」のように、購入から数年後に予期せぬ大規模修繕(雨漏りや配管トラブル)が発生する確率が高く、表面上のキャッシュフローは数百万単位の突発的な修繕費で容易に赤字へ転落します。
3. サブリース(一括借り上げ)提案の罠
管理メニューの中に「サブリース」が含まれている場合は要注意です。「空室になっても家賃が入る」という甘い言葉で契約を結びたくなりますが、実際には2年ごとの契約更新で「保証家賃の大幅な減額」を突きつけられる可能性があります。さらに、いざ物件を売ろうとした際にサブリース契約が解除できず、買い手がローンを引けずに実勢価格より安く買い叩かれるという「致命的な出口リスク」を抱えます。

不動産投資でサブリース契約を結んでしまったら、かなり詰んでしまってます・・・。
不動産投資は「目的」に合わせて物件種別を選ぶ
これから不動産投資を始める方にとって、TonTonが提供するような「中古の一棟物件(リノベ済み)」にいきなり手を出すべきか、あるいは「都心の区分マンション」から始めるべきかは、自身の投資目的と財務状況によって明確に分かれます。
1. 中古の一棟アパート・マンション(目的:短期の節税とキャッシュフロー)
築古の物件は耐用年数が短いため、減価償却費を短期間で大きく計上でき、給与収入が高い層にとっては強力な所得税圧縮(節税)効果があります。
- 【メリット】 大きなキャッシュフローを生み出すキャッシュエンジンになる可能性がある。
- 【リスク】 前述の通り「突発的な修繕リスク」が付き纏い、減価償却終了後には税負担で手元の現金が枯渇する「デッドクロス」に陥るリスクがある。また表面利回りと実質利回りの乖離が大きいとキャッシュフローすらも厳しくなります。完全な上級者向け(ハイリスク・ハイリターン)の投資。
2. 都心の区分マンション(目的:手間の排除と堅実な資産形成)
RC造のマンションを一部屋単位で所有するモデルです。
- 【メリット】 都心好立地であれば圧倒的な賃貸需要により空室リスクが極めて低い。大規模修繕は管理組合が主導するため、オーナー個人が数百万単位の突発的な修繕リスクを背負う必要が少ない。市場での流動性が高く、いざという時に売りやすい。資産形成層に向いている。
- 【リスク】 毎月のキャッシュフローは出にくい。一棟アパートのようにインカムゲインの期待値は大きくない。サブリースに絡め取られると、一棟同様、赤字を垂れ流し続けるだけの負動産になってしまう。
おおやの視点
私自身、一棟投資、区分投資の両方を経験してきました。両方にメリットデメリットがあり、向き不向きがあります。不動産投資に興味があるなら、まずは今の自分にとってどの選択肢が現実的かを考えてみることをお勧めします。
もし迷ったりわからないことがあれば、LINEで相談に乗ってますよ。
TonTonでの投資に向いている人・向いていない人
向いている人の条件
- 突発的な大規模修繕費や、退去に伴う高額な客付け費用に対し、ローンに依存せず本業のキャッシュで即座に対応できる経済的体力がある人
- 優秀なエージェントと二人三脚で、多少のリスクを取ってでも利回り(キャッシュフロー)を追求したい人
- 提示された「リノベ済み物件」の価格が、リフォーム費用などを加味した上でも適正な利回りかどうか、自ら算定できる(目利きができる)投資家
見送るべき人の条件
- 不動産投資の初心者であり、営業担当者の「親切さ」や「熱意」だけで数千万円のローンを組んでしまう人
- 自己資金が少なく、ギリギリのフルローンでの購入を前提としている人
- 購入後はすべてお任せで、突発的な修繕トラブルによる数百万の出費(ボラティリティ)に耐えられない人
まとめ
株式会社TonTonは、熱意ある専任エージェントのサポートと、自社でのリノベーション・賃貸管理までをワンストップでこなす、関東発の勢いのある不動産会社です。
ただ、一棟投資という大きな投資ですから、物件をしっかりと見極める目が重要です。一棟物件はどうしても区分マンションよりは立地が劣る傾向にあること、物件のグレードもマンションより劣ることから、表面利回りと実質利回りの乖離が一定程度発生する投資です。
そのため表面利回りばかりを見るのではなく、空室率もしっかりとシミュレーションに入れた上でストレスをかけて物件を選ぶ必要があります。
うまくすれば毎月のインカムゲインを作ることができる強力な投資ですよ。
おおやの視点
一棟アパート投資の銀行の融資審査は、物件というよりも投資家の属性を見ています。つまり「融資が通る=物件が良い」とは限らない点は注意が必要です。あなたの年収が高ければ、銀行はその給与を返済の原資として審査をしていますからね。もし、将来的な修繕トラブルやサブリースの閉塞リスクを懸念し、より安全で手間のかからない賃貸経営を求めるのであれば、いきなりボラティリティの大きい中古一棟物件に挑むのではなく、圧倒的な賃貸需要で長期的な資産価値が保たれる「都心の区分マンション」もフラットに比較検討の土俵に乗せてください。ご自身の財務状況とリスク許容度に最も合致した物件種別を選択することが、不動産投資で失敗しないための鉄則です。


一棟アパートやRCマンションをメインに投資。
サラリーマン時代に不動産投資を開始し、家賃収入50万円/月を達成し独立。
独立後、不労収入を増やすべく不動産会社や金融機関を開拓し、不動産投資の拡大に成功。
一棟アパートやRCマンションをメインにしていますが、メリットあれば区分、別荘やタワマンも所有しています。
不動産投資に大切なことは勉強ではなく、「順番と速度」です。
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