「株式会社TonTon 評判」「TonTon 不動産投資」
検索エンジンで企業名を入力すると、このようなキーワードが表示されます。株式会社TonTon(トントン)は、東京・目黒に本社を置き、関東エリアを中心に中古不動産の仕入れ、リノベーション、売買仲介、そして賃貸管理までをワンストップで提供する総合不動産企業です。
不動産投資において、同社のようなワンストップ企業を利用する際は「担当者の熱意」だけで判断するのではなく、購入後に続く「管理の質」と「中古物件×サブリースの価格構造」をシビアに検証する必要があります。
本記事では、年間家賃収入2000万円(手取り)を運用する実務家(おおや)の視点から、約200件の口コミ分析から浮き彫りになったTonTonの事業構造と、一般の投資家が知っておくべきシビアな現実を論理的に解説します。
株式会社TonTonの特徴と会社概要
同社の不動産事業には、一般的な仲介会社とは異なる独自のアプローチがあります。
1. 専任担当者による「エージェント不動産型システム」
TonTonの最大の特徴は、仕入れから販売、管理、売却まで、一人の専任エージェントが顧客に寄り添う制度を導入している点です。担当者が部署間でコロコロ変わるストレスがなく、長期的な信頼関係を築きやすい体制を敷いています。

このエージェントシステムこそが、同社の高評価につながっているのでしょう。
2. 中古不動産の買取再販(リノベーション)
自社で中古の一棟マンションや区分マンションを仕入れ、リノベーションによって付加価値を向上させた上で投資家に販売(売主として提供)しています。
リノベーションは物件の見た目は綺麗になる一方、物件の構造部分は変わりません。中古一棟物件の場合は過去の修繕履歴が問題ないか、しっかりと確認する必要があります。
3. 多彩でユニークな管理プラン
「空室80%未満で管理費0円」といった独自プランや、サブリース(一括借り上げ)、シニア・外国人向けの賃貸サポートなど、オーナーの不安を払拭するための豊富な管理メニューを用意しています。
後述しますが、同社は管理面での口コミに気になるものが多い印象です。管理の質は賃貸経営において収支に直結するため、慎重な判断が必要です。
【株式会社TonTon 会社概要】
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社TonTon(TonTon inc.) |
| 設立 | 2013年8月9日 |
| 代表者 | 代表取締役 今川 博貴 |
| 本社所在地 | 〒153-0043 東京都目黒区東山1-5-4 KDX中目黒ビル3階 |
約200件の口コミ分析から見える「売買と管理の二極化」
ネット上の約200件の口コミ(過去4年分+オーナー返信)を分析すると、TonTonの実態は「事業部門ごとに評価が真っ二つに分かれている」という明確な構造が見えてきます。
🟢 圧倒的な高評価(売買部門の突破力と客付け力)
売買仲介や担当エージェントに対しては、具体性のある賞賛が多く寄せられています。
- 難案件の突破力と融資付け: 農地転用や決済直前のトラブル解決、金融機関の開拓力など、困難な案件をまとめ上げる実行力が評価されています。
- 客付け力と“攻めの管理”: 「繁忙期に150戸超で全室満室」「賃料値上げ提案」など、遠隔地からでも満室稼働を実現する経営目線の客付け力が支持されています。
- 短所も伝える誠実な姿勢: 「長所だけでなく短所も含めて案内」「売りたいものを売るのではなく、こちらに良いと思うものを売る」という、親身なエージェントの姿勢が高い信頼を生んでいます。
🔴 気になる低評価(管理・入居者対応における対応)
一方で、オーナー向けの賃貸管理部門では評価が二極化しており、特に入居者向けの口コミは星1が集中するなど厳しい声が目立ちます。批判的な声は、主に以下の4つの症状に収束しています。
- 一次応答が返らない: 「確認します/折り返します」のまま音沙汰がなくなるケースが複数報告されています。
- 担当者の高頻度交代と引継ぎ不全: 「1年で3回交代」といった声があり、担当交代そのものよりも、その際の引継ぎ品質のばらつきが不満を生んでいます。
- 書面化されない業務: 申込・契約報告が口頭のみ、収支報告の誤り、更新契約書の未送付、請求書の遅延など、管理業務の根幹部分での不備が指摘されています。
- 退去精算・原状回復の納得感: 壁の全面張替えや高額な退去立会費など、「根拠説明が伴わなかった」という訴えが共通しています。さらに重大な指摘として「漏水を長期間報告せず隠蔽された」という主張もあり、これが事実であれば管理義務の中核に関わる深刻な問題です。
口コミ自体はいずれも全てが事実とは限らないため、気になる方は担当営業マンに問い合わせたり、自ら口コミを検証するなどをしてみると良いでしょう。
⚠️ 口コミ全体に見える「不自然さと返信オペレーションの穴」
口コミ全体を俯瞰すると、気になる点も浮上します。
- 評価の偏り: 直近数ヶ月には「クチコミ1件」のみのアカウントから星5が集中しており、不自然な印象を受けます。
- 返信オペレーションの問題: 返信率はほぼ100%で誠実さは伺えますが、宛名が投稿者名と違う(実名推測の危険性)、星1に対して「お喜びのお声をいただき…」とテンプレートを誤爆する、直近の返信に強調記号が残るなどAI生成の痕跡が見られるといった、返信品質の穴が目立ちます。
おおやの視点
TonTonは、熱意ある優秀なエージェントが親身に対応し、難案件を突破する力は本物です。しかし、売買部門が獲得した信頼を、その後の管理部門の基本動作の不備が削ってしまっている構図が見えます。
一棟物件は、保有し続けることが前提の投資です。管理の対応が悪く退去が頻発すれば、その度にクリーニング代や募集のAD(広告料)がかかり、収支は一気に悪化します。さらに管理の悪さが物件自体の悪評に繋がり、入居付けが困難になれば、結果的に売却すら難しくなる「負動産」へと転落するリスクがあります。購入時の営業マンの熱意と、購入後に何十年と続く「管理の実務能力」は、完全に切り離して評価する目が必要です。
TonTonの中古リノベ投資に潜むリスクと「サブリースの罠」
同社の主力である「中古リノベ物件」や独自の管理プランを検討するにあたり、投資家が必ず確認すべき構造的なリスクを整理します。
1. 売主物件特有の「価格上乗せ」と残債割れリスク
同社が自ら仕入れてリノベーションした物件(売主物件)は、仲介手数料がかからないメリットがあります。しかし、販売価格の中には「同社の仕入れ値+リフォーム費用+企業の事業利益」が含まれています。
見栄えの良さに惹かれて相場以上の価格でフルローンを組んでしまうと、数年後に売却しようとした際、市場の実勢価格がローンの残債を大きく下回る「オーバーローン(残債割れ)」を引き起こす可能性が高いため、徹底した価格の妥当性検証が必要です。(同社に限らず、不動産投資では重要です。)
2. リノベーションで隠れた老朽化と「過去の修繕履歴」
壁紙や水回りが綺麗になっても、建物の基本構造(躯体、壁内部の配管、屋根の防水等)の老朽化が新築状態にリセットされるわけではありません。見栄えの良いリノベーションに騙されず、「過去のオーナー時代に適切な修繕(外壁塗装や屋根の防水など)がしっかり行われてきた物件か」を修繕履歴から厳しくチェックする必要があります。口コミにあった「漏水」のように、購入から数年後に予期せぬ大規模修繕が発生する確率は築古物件の宿命です。
3. シミュレーションの罠(修繕積立金と現実的なAD)
TonTonから提示される収支シミュレーションを見る際、家賃収入から引かれる経費項目を確認しましょう。一棟物件には将来必ず大規模修繕がやってくるため、「修繕積立金」を毎月の経費として引いて計算すべきですし、退去時の募集には現実的な「AD(広告料:家賃の数ヶ月分など)」がかかります。これらがシミュレーションからすっぽり抜けている、あるいは少なすぎる場合、購入後に実際のキャッシュフローが回らなくなる危険性が極めて高いです。
4. 【要注意】中古×サブリース×節税の危険な組み合わせ
TonTonの管理メニューにはサブリースが含まれていますが、「中古物件×サブリース」の組み合わせには致命的なリスクが潜んでいます。
- 家賃減額と解約のリスク: サブリースは一般的に2年ごとに家賃改定が可能で、空室が続けば業者側から保証賃料の引き下げを要求されるリスクがあります。最悪の場合、客付けが難しければ業者側から一方的に解約を申し出られる可能性すら構造上否定できません。
- 節税目的の末路(デッドクロス): 中古物件は短期間で減価償却を取り、節税効果を訴求されることがあります。「空室リスクはサブリースで消せるから、ノーリスクで節税できる」と考えて購入する投資家がいますが、これは大きな間違いです。節税効果が切れて税金が跳ね上がるタイミングで、サブリースが解除(または大幅減額)されれば、手元資金が枯渇する「デッドクロス」に陥ります。さらに、サブリース付きの築古物件は市場で非常に売りづらく、「残債が残ったまま売るに売れない」という地獄を見る可能性があります。
結論として、一棟投資はサブリースに頼ってはいけません。 利回りや保証の甘い言葉だけで選ぶのではなく、サブリースがなくても長期的な賃貸需要が続く物件を自らの目で見極めることが絶対条件です。
株式会社TonTonでの投資に向いている人・向いていない人
上記の事業構造と口コミの実態を踏まえ、同社での不動産投資への適性を分類します。
向いている人の条件
- 突発的な大規模修繕費や、退去に伴う高額な客付け費用に対し、ローンに依存せず本業のキャッシュで即座に対応できる経済的体力がある人
- 優秀なエージェントの突破力を活用し、多少のリスクを取ってでも利回り(キャッシュフロー)を追求したい人
- 提示された「リノベ済み物件」の価格が適正か、過去の修繕履歴に問題はないか、サブリースなしでも戦える立地かどうかを自ら算定できる(目利きができる)投資家
見送るべき人の条件
- 不動産投資の初心者であり、営業担当者の「親切さ」や「熱意」だけで数千万円のローンを組んでしまう人
- 提示された甘いシミュレーション(修繕積立金やADが考慮されていないもの)を鵜呑みにしてしまう人
- 購入後はすべて管理会社にお任せで、将来的な修繕トラブルや、サブリース減額による数百万単位のボラティリティ(変動)に耐えられない人
まとめ
株式会社TonTonは、熱意ある専任エージェントの突破力と、自社でのリノベーションから多彩な賃貸管理までをワンストップでこなす、関東発の勢いのある総合不動産企業です。
しかし、一棟投資という数千万〜数億円規模の事業において、エージェントの人柄やリノベーションの見栄えだけで物件を選ぶのは危険です。口コミに表れている管理体制の不備は退去の頻発と収支悪化に直結します。また、中古一棟特有の「見えない修繕リスク」や、サブリース契約がもたらす「将来の出口(売却)の閉塞」といった現実からは逃れられません。表面利回りや保証内容に惑わされず、現実的な修繕費やADを厳しく織り込んだシミュレーションを行い、自力で客付けできる物件を選び抜く力が求められます。
おおやの視点
銀行の一棟アパート融資審査は、物件の収益力とともに「あなた自身の属性(給与や年収)」を返済原資として評価しています。「融資が通る=儲かる優良物件」とは限らない点に注意してください。
もし、将来的な修繕トラブルやサブリースのリスク、管理体制の不安を懸念し、より安全で手間のかからない賃貸経営を求めるのであれば、いきなりボラティリティの大きい中古一棟物件に挑むのではなく、圧倒的な賃貸需要で長期的な資産価値が保たれる「都心の区分マンション」もフラットに比較検討の土俵に乗せるべきです。ご自身の財務状況とリスク許容度に最も合致した物件種別を選択することが、不動産投資で失敗しないための鉄則です。
私自身、一棟投資と区分マンション投資の両方を経験してきましたので、どちらのメリット・デメリットも熟知しています。すでにTonTonで物件を検討しているなら、一棟投資経験者として客観的に評価することも可能です。
ご自身の目的に応じて、今は一棟を狙うべきか、それとも区分から堅実に始めるべきか。投資の「正しい順番」を知りたい方や迷っている方は、ぜひLINEで気軽に相談してください。一切のポジショントークなしで、客観的な戦略アドバイスを行いますよ。


一棟アパートやRCマンションをメインに投資。
サラリーマン時代に不動産投資を開始し、家賃収入50万円/月を達成し独立。
独立後、不労収入を増やすべく不動産会社や金融機関を開拓し、不動産投資の拡大に成功。
一棟アパートやRCマンションをメインにしていますが、メリットあれば区分、別荘やタワマンも所有しています。
一棟アパートから始めるべきか、区分マンションか始めるべきか、不動産投資に興味がある方はどちらの相談にも乗れると思います。相談したい方はLINEで連絡くださいね。
不動産投資に大切なことは勉強ではなく、「順番と速度」です。
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